Nruc × SANO KIKO made in "MOKA" 佐野機工 ジェントルハイカーズクッカー GENTLE HIKER'S COOKER

21,000円(税込23,100円)

定価 21,000円(税込23,100円)

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"Product Details" 【この商品の特徴について】


"無駄"を楽しむハイカーへ。
Nruc"シンプル"を突き詰めることで排除されがちな"無駄"の再構築を目論みます。
無駄の一歩先へ。その向こうには何があるか・・・。
山と真摯に向き合いながらも、心の余裕と笑顔を提供するブランドを目指しています。

Nruc(ヌルク)。意味はそのまま「ヌルい」という事です。
山と真摯に向き合うには、時として「ヌルさ」も必要だ。私たちは本気でそう考えています。
「山の事故を減らしたい」実はこれが、Nrucの中に潜ませた想いです。

山の事故が減らない現状、その理由のひとつが「登山者が真面目すぎるから」だと、私たちは捉えています。
みんながみんな、山頂を目指す必要はないんです。みんながみんな、より遠くを目指す必要はないんです。
真面目すぎるから見栄を張る、見栄を張るから引き返せない。
そんな状況から引き起こされるつまらない事故は出来るだけ見たくありません。
「ヌルさ」とは、決して「不真面目」という事ではなく、頭を使って手を抜く事だと私たちは解釈しています。
いわゆる身の丈にあった登山。
ひとつひとつの行動に余裕を持つためには「ヌルさ」が必要なのです。

アウトドアにおけるチタンやアルミ・ステンレス製のコッヘル、カトラリーは今や溢れている。
そしてその殆どがメイドイン燕三条。それは燕三条という信用がブランド化したひとつの到達点。
もれなく私も「銅製の武器を燕三条で作ってもらおうかな…。」なんて数年前から考えていた。

ただ、ひとつの疑問もあった。
「もっと近場で、なんなら県内で、同じクオリティで作れる工場が実はあるのでは…。」
その行く先は、Nrucから派生する地域貢献・町おこし。
それは真岡市というひとつの地域に根付いたブランドとして見据える次の新機軸。
そんな妄想から始まった、銅製ギアの可能性を探るプロジェクトのはじまりの話。

使えば使うほど"変化"を遂げる至高のクッカーを…。
誰もやらなかった銅製のソロサイズ。銅で作るからには重さはもう気にしない事にしました。
とはいえ、それ以外の機能性には一切手は抜いていません。
山ギアに必要な最低限の配慮と、純粋に所有する嗜好の両立を目指した結果、
アウトドア・インドアどちらの視点からも見たことがない唯一無二の調理器具が生まれました。
芸術的な器や茶器を生活風景の一部として嗜むように、ソロクッカーの経年変化を見守り鑑賞してもらいたい。
そんな私たちが考えるロマンの追求を味わう至極の山ギア。

重さを犠牲にしてまで叶えたかった拘り。それは「無駄のその先」究極の世界への入り口。

STACKING STYLE
深鍋は176g、浅鍋は117g。合計293g。
同サイズのチタンクッカーの実に倍の重さ。
軽さに関しては銅を使うと決めた時点で無論諦めていたましたが、パッキングサイズとスタッキング性には徹底的に拘りました。
一部のチル特化型U.Lハイカーにも受け入れられるよう、奥行きの薄いU.L系バックパックでも収まりが良い深型のソロサイズの形状をチョイスし、
もちろん110サイズのガス缶が中に収まる内径に。
そしてクッカーの外にはスタッフも愛用するVIVAHDEの山のうつわ(中)がピッタリハマる外径に。
どちらも絶妙なバランスでスタッキングできるよう、ミリ単位で調整を繰り返しました。

蓋をリッドではなく浅鍋形状にした理由は、ストーブとコップも一緒に収納させるため。
110ガス缶に2000kcal台の小型ストーブとマッチ(もしくは同サイズの小物)、
そしてwildoのフォールダーカップまたはSEA TO SUMMITのXカップが1セットになります。
「重いけど、これだけコンパクトにまとまるなら、全然アリかな。」と、言ってもらえるようなセットになるよう考えた結果のスタイルです。

Nrucが銅に惹かれる理由のひとつは「経年変化」というひとつの事象。
これはNrucや佐野機工が体現する“ものづくり”の延長をユーザーにも体感してもらえる利点だと私たちは捉えています。
表面にはクリア塗装を施していないので、使えば使うほどブロンズ色に変わり、味が出る。
あえて酸化させると古道具のような佇まいにもなるし、沢山摩ってあげればマットな色味にも。
購入後は全てのユーザーに“その後”を仕上げる工程に参加してほしい。
そんな思いを伝えてくれるのが私たちにとっての銅であり、それを最も表現できるのがGENTLE HIKER’S COOKERです。

SPOUT
注ぎ口の形状にもとにかく拘りを。
コーヒーを淹れる際に湯が出来るだけ細く落ちるように、形状をミリ単位で調整→テスト→調整を何度も何度も繰り返し、
耐久性を損なわないギリギリのラインを見極めつつ辿り着いたフォルム。
佐野機工の血の滲むような努力の結晶がここにもあります。

SCALE
もちろん、鍋としての純粋な美しさにも拘りたかったので、本体には余計な目盛りは入れていません。
とはいえ、それではあまりにも不親切なので、Nrucロゴ刻印の最下部が400mlになるよう位置を調整し、最低限の目安となるよう配慮。
そんな細かい拘りも感じて頂けたら幸いです。

NO HANDLE
深鍋もハンドルを付ける構想があったものの、佐野機工が求める耐久性をなかなかクリア出来ず。
"壊れないもの”を製造するスペシャリストだからこその譲れない点をNrucとしてはポジティブに捉え、
近年定着しつつあるノーハンドルに潔く切り替えました。
結果的に軽量化の悪あがきが成功。どう掴むかも楽しみながら考えてください。

HEAT CONDUCTION
銅の利点はアルミやチタンを越える熱伝導率の高さ。
垂直一点に炎が上がる小型ストーブでも安心した調理が可能。ご飯炊きにも最適かもしれません。
深鍋と浅鍋共に内面はメッキ加工を施し、食材や湯に銅の匂いがつく心配はありません。
本体側面の薄さの都合上、焚き火等で強い炎が側面に当たる環境での使用は残念ながら向きません。



"Staff Voice" 【着用スタッフの感想や印象について】

着用スタッフ 市村 身長175cm 体重75キロ

無駄を楽しむハイカーへ。
素晴らしいコンセプトを持ったブランドNRUC渾身の新作となります。




"Size Information" 【詳しいサイズ、素材について】


素材 : 銅 99.9%
サイズ : 700ml(max) 深鍋:直径105mm×高さ98mm 浅鍋:100mm×高さ31mm
重さ : 合計293g

日本製



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